{"product_id":"vol-12-オークションレポート-2026年7月","title":"Vol.13 オークションレポート \/ 2026年7月","description":"\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e──アートを「感性」で終わらせない。資本と思想の構造を読み解く。\u003c\/strong\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eArt Insightでは、作品の背後に潜む市場構造・評価軸・時代精神を掘り下げます。\u003cbr\u003e美術史と金融、哲学とテクノロジーが交差する領域で、\u003cbr\u003e「価値とは何か」を問う知的探求がここから始まります。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e読むたびに、世界の見え方が変わる。\u003cbr\u003e思考の精度を高め、自らの審美眼を資産化する旅へ。\u003c\/p\u003e\n\u003cblockquote\u003e\n\u003cp\u003e「知識に投資することこそ、最高の利息を生む。」\u003cbr\u003e― ベンジャミン・フランクリン\u003c\/p\u003e\n\u003c\/blockquote\u003e\n\u003cp class=\"MsoNormal\"\u003e\u003cb\u003e\u003cspan style=\"font-size: 16.0pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック',sans-serif; color: black; mso-themecolor: text1;\"\u003e\u003cstrong\u003e以下、Membership限定記事（期間限定公開中）\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/strong\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/b\u003e\u003cb\u003e\u003cspan style=\"font-size: 16.0pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック',sans-serif; color: black; mso-themecolor: text1;\"\u003e\u003cstrong\u003e\u003c\/strong\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/b\u003e【オークション レポート】では、国内外のアートオークションの動向をいち早くお伝えし、アート市場の趨勢を捉えることで、投資判断の一助となることを目的としております。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e\u003cstrong\u003e1.  オークションより決算が注目を浴びた月\u003c\/strong\u003e\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003e　2026年7月のオークション市場は特に目立ったものはりませんでしたが、ザビーズ、クリスティーズが相次いで2026年上期の業績を発表し、ここ数年間の調整局面からアート市場が明確に回復しつつあることが数字の上で確認されました。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e\u003cstrong\u003e2. オークション会社別レポート\u003c\/strong\u003e\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003eクリスティーズ　－ 古書が高値で落札 \u003cbr\u003e\u003c\/strong\u003e\u003cbr\u003e　7月のクリスティーズでは大規模セールは開催されませんでしたが、7月8日にロンドンで開催された「Valuable Books and Manuscripts Including Cartography」の落札総額は1,270万7,879ポンドとなり、複数出品者構成の古書・写本オークションとしてクリスティーズ・ロンドン史上最高額を記録しました。トップロットは13世紀後半制作の彩飾写本《The Clermont-Tonnerre Grail》で、224万6,000ポンド（約4.9億円）で落札されました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e【決算発表】\u003cbr\u003e　クリスティーズは7月15日、2026年上期の総売上が45億ドルに達したと発表しました。オークション売上は35億ドルで前年同期比71％増となりました。プライベートセールも10億ドルを超え、上期として過去最高となりました。落札率は前年の87％から91％に上昇し、ハンマープライスのローエスティメイトに対する比率も115％から124％へ改善しました。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0749\/0833\/6350\/files\/2_50b7d26c-2ab5-481f-834d-f2bcff9f93c2.png?v=1786576958\" alt=\"\"\u003e\u003cbr\u003e約4.9億円で落札された13世紀後半に制作された彩飾写本\u003cbr\u003e(クリスティーズ ウェブサイトより)\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e\u003cstrong\u003eサザビーズ　－ 恐竜も化石に81億円\u003c\/strong\u003e\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003e　7月1日にロンドンで開催されたサザビーズのオールド・マスター関連セールで、1817年制作のブロンズ彫刻《The Hamilton Laocoön》（アンティークの写し、高さ約234cm）が手数料込み1,360万ポンド（約18.1百万ドル、約29.3億円）で落札されました。エスティメイトは200万～300万ポンドで、落札価格は上限の約4.5倍となりました。同種の等身大ブロンズ鋳造は世界に4点のみとされ、150年ぶりの市場登場でした。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e　7月14日、ニューヨークに出品されたティラノサウルスの化石標本「Gus」が5,010万ドル（約50.1百万ドル、約81.2億円）で落札され、恐竜化石のオークション最高記録を更新しました。それまでの最高記録は2024年に4,460万ドルで落札されたステゴサウルス「Apex」で、Gusはこれを約560万ドル上回りました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e【決算発表】\u003cbr\u003e　サザビーズは7月14日、2026年上期の連結売上が44億ドルとなり、前年同期比58％増、上期として過去最高を記録したと発表しました。オークション売上は34億ドルで前年比59％増、プライベートセールは8億2,600万ドルで52％増（過去最高）となりました。落札率は90％で少なくとも2010年以降で最高、落札ロット1点当たりの平均入札者数も過去最高の4.9人に達しました。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0749\/0833\/6350\/files\/3_2ebc58fd-a431-4ded-b16f-8d52666ec27e.png?v=1786577088\" alt=\"\"\u003e\u003cbr\u003e約81億円で落札されたティラノサウルスの化石\u003cbr\u003e(サザビーズ ウェブサイトより)\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp class=\"MsoNormal\" style=\"line-height: 20.0pt; mso-line-height-rule: exactly;\"\u003e\u003cstrong\u003e\u003cspan style=\"font-size: 14.0pt; font-family: 游ゴシック; color: black; mso-themecolor: text1;\"\u003e３.その他\u003c\/span\u003e\u003c\/strong\u003e\u003cb\u003e\u003cspan style=\"font-size: 14.0pt; font-family: 游ゴシック; color: black; mso-themecolor: text1;\"\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/span\u003e\u003c\/b\u003e　7月10日、11日に第82回SBIアートオークション「Modern and Contemporary Art」（会場：ヒルサイドフォーラム、東京都渋谷区）が開催されました。原文記事によりますと落札総額は6億5,708万7,000円（2025年7月の同種オークションは6億3,753万1,250円）で、3.1％の増加とされています。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e４．アート投資のための考察\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003e　2026年7月は、アート市場の回復が明確な数字として示された月でした。大手3社（サザビーズ、クリスティーズ、フィリップス）の上期オークション売上は合計で約70％増加し、2022年以来の高水準に達しています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e一方で、今月とりわけ高い価格が付いたのは、約150年ぶりに市場へ現れた彫刻、世界的なコレクターが所有していた作品、博物館級の恐竜化石など、明確な希少性と物語性を備えた対象でした。\u003cbr\u003e市場は回復しています。しかし、回復しているからこそ、作品間の格差もまた一段と明確になっています。優れた作品は世界中の買い手を集める一方、平均的な作品まで自動的に値上がりするわけではありません。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e7月の結果は、アート市場の基本原則を改めて示したものと言えるでしょう。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e","brand":"iWealth","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48595373818078,"sku":null,"price":980.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0749\/0833\/6350\/files\/Art_Insight_f1a88b93-d72c-4c10-ac9b-2ac009dda17d.jpg?v=1760494307","url":"https:\/\/www.i-wealth.co.jp\/products\/vol-12-%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-2026%e5%b9%b47%e6%9c%88","provider":"iWealth","version":"1.0","type":"link"}